AT-1群馬自販ロードサービスの近藤です。
今日はちょっと時間があったので自社の代車で使っているホンダ・ズーマー(FI車)のギアオイルとエンジンオイルの交換をしてみました。
スクーターには定期的に交換が必要なオイルが2種類あって、ひとつがよく聞きくエンジンオイルで、もうひとつがギアオイルと呼ばれるものです。
エンジンオイルは何となく想像がつくと思いますが、ギアオイルってどこだろうって??
って、思ってしまいますよね。
今回はたまたまズーマーだったわけですが、スクーターは原付でもビッグスクーターでもギアオイルが入る場所はほとんど同じような場所なので、興味があったら自分のスクーターのギアオイルの場所を調べてみてください。
一般的にスクーターのギアオイルは1万キロに1回程度で大丈夫ですが、よく走る人はもうちょっと短いタイミングで交換してもよいかと思います。
ズーマーのギアオイル交換
まず、ギアオイルがどこにあって、どんなタイミングで交換したら良いのかってことですよね。
ズーマーギアオイルは車体の左側でエアクリーナの下あたりにあります。
リアタイヤを回転させるためのギアがこの中に入っているので、そのギアの摩耗を防ぐためにオイルが入っています。
写真の赤い丸のネジがギアオイルの注入と排出をする穴です。
通常、エンジンオイルとかはネジ(ドレンボルト)が取れるのと一緒にドバドバ出てくるのですが、ギアオイルはエンジンオイルのように大量に入っていないのでネジをとってもこぼれてくることはありません。
逆にこぼれてきたら、前回の交換で入れすぎているという事です。
ズーマーのギアオイルは100mlなので、ネジを取った後に車体をかなり斜めに傾けてあげないと全部出て来てくれません。
そんなときは注射器みたいなもので吸い取ってあげるのが賢明かと思います。
ちなみに、この注射器見たいので吸い取る前に車体を斜めにしてかなり排出して、もう出てこないかなと思っていたのですが、実際には30mlくらい吸い取れたので、車体を斜めにしただけでは全部抜き取るのは難しいようですね。
ギアオイルに使うオイルは?
推奨されているギアオイルはハイポイドの90なのですが、普通のエンジンオイルも流用可能なため今回は普通のエンジンオイルを使います。
うちで普段使っているオイルはNBSの10W-40でバイク専用のものを使用しています。
普段サービスカーのトラックに搭載しているオイルですがスクーターのオイル交換では1回に600㏄とか700㏄くらいしか使わないので、20Lあるとなかなか減りません(^^)/
今回はこのオイルを100㏄入れます。
ホンダではないですが、ヤマハのギアオイルが定評があります。
2サイクルのオイルとしても使えるオイルです。
入れる容器は専用というわけではないのですが、容器を押すと中の液体が押し出されるタイプのものが便利です。
以前使っていた容器がぼろくなってしまったので、今回は新品の容器です。
1個200円とか300円くらいです。
100ml全部入れても基本的にあふれてくることはありません。
あふれてきたらアウトなので、もう一回排出してやり直すのが良いかと思います。
あふれてしまうのは以前のギアオイルが抜き切れていない証拠ですね。
これでギアオイルの交換は終了です。
今回のズーマーは少し前に仕入れてきたバイクなので、前回の交換がどのくらいだったのか分からないので交換したのですが原付のオイル類は早めの交換を心がけるだけで調子のよい状態が保てるので、自分で出来る方は是非挑戦してみてください。
当店でもタイヤ交換とかのついでに出来ますので、気になる方はお申し付けくださいね。
ズーマーのエンジンオイル交換
ここからはズーマーのエンジンオイル交換の様子です。
今お乗りのスクーターのエンジンオイルって、最後に交換したのがいつごろか覚えていますか???
メーカーの推奨では1年に1回程度とかあるようですが、毎日使うスクーターなら3ヶ月に1回は交換してもよいくらいです。
今回のズーマーは仕入れてから代車で数回使って、時々僕が買い物の足代わりに使う程度ですが約1か月で交換です。
ズーマーのエンジンオイル交換では、まずオイルを抜くところから始めます。
用意するのがオイルを排出させる紙パックと頭が17ミリのソケットレンチです。
あと、ドレンボルトにかませるアルミとか銅のワッシャーです。
ズーマーのエンジンオイルのドレンは車体の左側にあります。
ギアオイルを排出した紙パックがまだオイルをしみこませる余裕があるので、予定していなかったのですが交換です。
このネジを左側にぐるぐる回せばオイルが出てきます。
それ程汚れてなさそうですが、数百キロ走行しただけでオイルに黒ずみが出て来ています。
前のオーナーさんがオイル交換をどのくらいしていたのか分かりませんが、前回の交換時はかなり汚れていたので、前回の汚れの残りも出ていると思います。
ある程度オイルが出てきたら、ここでも車体を斜めに傾けて全量のオイルを出し切ります。
最後はちょろちょろって出てくる程度ですが、最後まで出し切るのが理想ですね。
写真を撮り忘れてしまったのですが、オイルを出し切ってドレンボルトを付ける前にワッシャーを新品に交換して取り付けします。
入れるオイルはさっき使った10W-40のバイク用オイルです。
容量は600㏄です。
オイルジョッキに測って入れるのが良いですね。
エンジンオイルはちょっと少ない分には問題ないのですが、入れすぎには注意してください。
オイルの注入口は車体の右側です。
マフラーステーの根元のあたりです。
なんか棒が飛び出しているところです。
この棒を外すとオイルが入れられます。
この穴にジョッキのさきっぽを突っ込んでゆっくり入れます。
ドバって入れちゃうとあふれてしまうのでゆっくりです。
いきなり全部入れるよりかは、時々容量を確認してあげるのが無難です。
レベルゲージの規定値内であれば問題ないので少し足りない感じのほうが良いと思います。
マックスまで入れるのは問題ないのですが、入れすぎは注意してくださいね。
ちなみにレベルゲージの見方は、棒をただ挿すだけです。
ぐるぐる回してふたをしてはダメです。
ただ穴に突っ込んで引き抜くだけです。
適量にセット出来たら作業完了です。
特に難しい作業ではないのですが、オイルを買ってきたり排出するよう気を用意したり、工具なんかもないと作業出来ないので条件がそろっていれば自分でも全然問題なく出来ますが、めんどくさかったりよくわからない時はタイヤ交換なんかで出張に行ったついでにでもご依頼ください。
当店ではスクーターのエンジンオイル交換はオイルと工賃を入れて1,000円~1,500円くらいです。
オイル交換をさぼってしまうとエンジンオイルが漏れやすくなるだけではなくエンジンの焼き付きも起こってしまうので、原付のオイル類は早め早めで交換してください。
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