こんにちは。
AT-1群馬自販ロードサービスの近藤です。
昨日は高崎市のお客様のバイク回収後に渋川市のお客様のホンダ・フォルツァの回収に行ってきました。
ご依頼のフォルツァはしばらく動かしていない状態が続いてしまい、バッテリーあがりとなりスマートキーでエンジン始動やシートの開閉ができなくなってしまったとのことです。
なので、今回はバッテリーが上がりメカニカルキーがない状態でバッテリー交換とタイヤ交換とオイル交換のご依頼となりました。
まずは、お客様のご自宅へお伺いして車両の回収です。
現場ではどうにもできないので、一旦持ち帰ってシートロックの解除方法を考えることにしました。
当店のサービスカーはトラックなので、現地修理が無理そうならそのまま車体の回収もできちゃいます(^^)
不動車となってしまったビッグスクーターって、予想以上に重たいので積み下ろしのときはいつも緊張してしまいますね~
今回のフォルツァはスマートキー採用車モデルで鍵を挿さなくても持っているだけでエンジンをかけることができます。
しかし、バッテリーがだめになってしまったためイグニッションスイッチが効かなくなりシートの開閉も不可能となってしまいました。
フォルツァのバッテリーはシートの中に格納されているため、バッテリーが駄目になってしまった場合はメカニカルキーでイグニッションスイッチ横のボックスの中にある鍵穴からシートを開けることができます。
今回お預かりしている鍵はスマートキーのみで、メカニカルキーは最初から無いとの事でちょっと悩むことに・・・
しかし、ここは様々なトラブルを対処してきた経験を生かしてサクッと解決できました。
ドロボーさんに見られてしまってはまずいので、解除方法は秘密とさせていただきますがフォルツァのバッテリーあがりでもシートは開けられます。
ひとまず、一番懸念されていたシートのロック解除が終わったところで、一旦違うお客さんの救助で出動してきます。
夕方に戻ってきてからバッテリーのチェックと在庫で持っているリアタイヤだけ交換することにしました。
ヤマハのマジェスティなんかはバッテリーがステップの下に入っているので、バッテリーあがりを起こしても特に問題ないのですがシート下にバッテリーがあるスクーターは注意が必要ですね。
とりあえずバッテリーは完全放電してしまい使えなくなってしまっているので新品のバッテリーを注文です。
摩耗していたリアタイヤは当店在庫のピレリタイヤを組み込みます。
水に濡れているのはタイヤ組込後のエアー漏れチェックのためです。
ディアブロスクーターの溝は見た目がカッコいいので、常時在庫のタイヤとして保管してあります。
しかし、毎度のことながらピレリタイヤの組み込みは硬いですね~
いつも使っているDUROのタイヤと比べるとビードも硬いしタイヤ本体もしっかりと作ってある感じです。
このあと、オイル交換までしたのですが写真撮るの忘れてしまったので日曜日の作業はここまでです。
あとからフロントタイヤとフロントブレーキも追加で交換となったので、部品が届き次第作業に取り掛かります。
それにしても、動かなくなってしまったバイクが動くようになると、嬉しくなってしまいますね(^^)