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長期放置のスクーター復活

長期放置のスクーター復活

 

こんにちは。AT-1群馬自動車販売ロードサービスの近藤です。

数日前に高崎市のお客様から長期放置のスクーターがあり、エンジンもかからなくなってしまったとのご相談を頂きスクーターの回収と修理を行いました。

今回お預かりしたスクーターはスズキのレッツ4。
現状で分かっている状態で、セルは回らずキックでもエンジン始動が出来ない。
それからリアタイヤが摩耗しているため交換が必要なのと、走行距離が10,000キロで1回転して0キロに戻ってしまうタイプで既に9900キロを超えているためドライブベルトも交換が必要な状態でした。

まずはエンジン始動が出来ない状態を確かめるため、12Vのジャンプスターターで電力を確保してセルを回してみました。
最初は爆発をしてくれる気配もなかったけれど、しばらくするとだんだん爆発をし始めてようやくエンジン始動が出来ました。
しかしながら、アイドリング中にアクセルを開けるとストールしてしまうため、一旦スパークプラグを取り外して清掃してみました。

清掃後はアイドリングするものの、燃料が古いせいかアイドリングも不安定になってしまいました。


(レッツ4のバッテリー)

その後、約1リッターの燃料を入れてしばらくアイドリングさせて古い燃料を使い切ったあたりから調子よくなり、バッテリーとスパークプラグを新品に交換したところでようやく安定したアイドリングが戻ってきました。

エンジンがかかることを確認した後はタイヤ交換とドライブベルトの交換をします。


(レッツ4のドライブベルト交換)

レッツ4のドライブベルト交換は過去にも何台か行ったことがあるので、比較的短時間で行えました。
前回の交換ではお客様が走行中にベルトを切ってしまったためベルトの除去に時間がかかりましたが、今回は切れる前の交換なので特に問題なく作業が出来ました。


(レッツ4のドライブベルト交換の様子)

取り外したベルトは摩耗と劣化があり、ベルトの段差には小さな亀裂が出て来ていました。
スクーターのベルトは約8,000キロで交換サイクルのため、早め早めの交換がいいですね~


(レッツ4のタイヤ交換)

レッツ4のタイヤ交換では通常通りでマフラーを取り外してからタイヤのセンターナットをインパクトで取り外してから交換作業です。

そのほか、右のフロントブレーキのレバーとエンジンオイルも700㏄全量交換して作業終了です。

部品待ちもあり2日間のお預かりで修理が完了。
本日午前中に無事に納車できました。

当店では不動車の回収や修理も行えますのでスクーターで困ったことがありましたら是非一度ご相談ください。

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